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モロッコ旅行記Season1
モロッコ旅行記1 シャウエン
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モロッコの旅2 「シャウエン」 ~青の迷宮都市~ |
シャウエン
今回の旅で一番見たかった町「シャウエン」に向かう。 この「シャウエン」に行きたいがために今回高いツアーを選んだのだ。 某有名旅行代理店主催のモロッコ団体ツアーの方が、日本人添乗員も付くし、 安かったのだけど、このシャウエンを網羅しているツアーは一つもなかった。 マニアックな旅行会社でしか網羅していなく、今回は一応募集型パッケージツアーなのだが、 一人から催行で一人しか申し込みがなかったので参加者は私しかいないのだ。 車もガイドも貸し切り状態で贅沢な旅だが、英語があまり話せない私には英語のみのガイドと 二人きりで長時間の移動はそれなりに気を使う。
朝、アハメッドがホテルに迎えに来る。 ふと、助手席に若い青年も乗っている。 アハメッドが説明してくれたけど、よくわからなかった。 多分、研修生か何かっぽい感じだったけど、一緒にシャウエンに行くらしい。 名前はオーマ、肌の色が濃いがわりとイケメンだ。w オーマはアラブ語とフランス語は話すが英語は話せないらしく、 車内でもあまり話さない、物静かなタイプ。 また4時間ほど車に乗って移動。 今回の旅はとにかく移動が多い。
最初は相変わらず草原がひたすら続いている。 大きな荷物を背負って更に人を乗せながら、健気に働くロバ、 のびのびと草を食む牛や羊、ヤギが多く見られ、とてものんびりと牧歌的な雰囲気だ。 北海道に行った時に「広いなぁ」と思ったけど、 ここは北海道の100倍くらいの広さではないかと思う。
草原からだんだんと山に入って行く。 いくつか山を越えてひらけた所に出ると山の向こう側にシャウエンの町が見える。 シャウエンは高台に広がる小規模な町だが、 その町を見渡せる場所から見たスケール感は、写真ではきっと伝わらないと思う。
シャウエンに到着し、アハメッド達とは一旦離れ、 シャウエン専門のガイドさん(名前忘れた)が町を案内してくれる。 彼も英語ガイドで「ドライバーガイドから英語があまり解らない人だって聞いてたけど、 そのくらい解れば大丈夫だよ!」と言われ、 「う、アハメッドはそう見てるのか…(-_-;)」と思った。 このガイドさんも明るく、町のみんなと知り合いのようなフレンドリーな人だった。 アハメッドやオーマよりも土着の民族っぽい顔立ちで、シャウエンで生まれ育ったらしい。 歳はよくわからないけど、50代くらいかなぁ?
シャウエンのフォトスポットなどを案内してもらう。 さすが、どこもかしこもフォトジェニックな町だ。 モロッコ北部に位置するこの町は、スペインの影響を大きく受けていて、 町の人々も「オラ!」とスペイン語で挨拶したりする。 モロッコ特有の迷路のようなメディナ(旧市街)は、 全体的に青く塗られていてとても幻想的だ。
元々はスペインアンダルシア地方の白い町並みのようだったが、 ここは虫除けのため青く塗ってこうなったらしい。 小一時間ほど一緒に歩き、ここはそんなに危なくない町なので、 一人でも大丈夫だよと言われ、一人でもぶらぶらしてみることに。 歩き出して間もなく、一人の東洋人の女性に「こんにちは!」と声をかけられた。 「ジャパニーズ?」と聞くと「はい!」という。 またしても日本人、しかも一人旅の女性に絶妙なタイミングで会った。 のども渇いていたので、一緒にカフェでオレンジジュースを飲む事に。 モロッコの特産であり、今が旬のしぼりたてオレンジジュースはどこでも飲める。 大変おいしい。
彼女は15日くらい旅をする予定で、もう終盤らしい。 ドライバーなどはつけず公共の交通機関だけで移動をしている。 私は「一人でモロッコに行く」と言ったら、結構「すごいねー」ってびっくりされたけど、 専用ドライバーをつけているなんてのは、 こういう所を旅している人からしたらへなちょこな方なんだと思う。
カフェを出て、また少し歩くことに。 さっきシャウエンガイドに教えてもらった 「どのガイドブックにも載っている素敵な写真スポット」を、 なんとか迷いながらももう一度たどり着くことができ、彼女を案内してあげることができた。
彼女は「きれーい!」と写真を撮っていた。 「ここいいね!」と思う感性が近いのか、 私が「あ!」って思った所では、彼女も「あ!」と立ち止まって、 二人で「いいですね~」って言いながら写真を撮りまくっていた。
「シャウエンは雨の多い所で晴れるのは珍しいみたいですよ。」と彼女が言った。 雨女の私にしては素晴らしすぎるほどのお天気。 何かオチがあるのではないかと今後の事が疑心暗鬼にもなる。
5時にアハメッド達と待ち合わせになっていたので、彼女とはその前にお別れした。
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