【モロッコ旅行記 Season4 】3日目 <ワルザザート>

【モロッコ旅行記 Season4 】3日目 <ワルザザート>
 
※この記事は2018年4月に
モロッコに行った時の記録をリライトしたものです。
 
 
モロッコ三日目。
 
この日はスプラトゥール(長距離バス)に乗ってワルザザードまで行きます。
これまでの旅ではガイドさんやドライバーさんの車で
全部おまかせで回っていましたが、今回は一人で自力でバスの旅。
これも新たなチャレンジ。ドキドキです。
 
朝8時半出発。
早めにバスターミナルに行って、
建物内にあるカフェでチョコクロワッサンと
ノスノスを飲みながら出発を待ちました。
 
バスターミナルはマラケシュ駅のすぐ隣です。
電気バスのバス停の目の前です。
 
ワルザザードまでは険しいアトラスの山道を5時間も走ります。
車酔いしてしまう人も続出の道で、いろんな意味で過酷です。
私も酔い止めを飲んで準備万端に。
 
荷物をバスの下のトランクに預けて(預け代は5DHかかります)、
バスに乗ります。目線が高〜い!
座席は前から2番目の窓側。良い席だ。
 
日本のバスと比べちゃうと何ですが、まあまあきれいなバスです。
運転手さんの他に車掌さんもいるので、何かと安心です。
 
ちなみにバスにトイレはないのですが、トイレ休憩は一回あり、
もし途中でどうしようもなくなった場合は車掌さんに言えば
近くのカフェとかに止まってくれるそうです。
 
海外だとお腹の調子が悪い時もあるからね〜。
 
ということでワルザザードに向けいざ出発!

 

 バスからの風景

 

バスはマラケシュの街をぬけて郊外の町をいくつか通過した後、
アトラス山脈に入ります。
 
くねくね山道では車酔いする人続出という話を聞いていて、
酔い止めを飲んでいても周りに酔った人がいたら
自分も移ってしまいそうだなぁと心配していましたが、
私の周りは男の人ばかりで酔う人はいませんでした。
 
山の中には時々写真のようなカフェがありますが、
その中の一つでトイレ休憩。
ここ、前回もガイドさんと来た所だ!
 
20分間ここで止まるので、
みんなお茶したり周りの景色の写真を撮ったりしています。
 
 
モロッコのバス車内
 
 
バスはこんな感じのバスです。
 
普通のバスですね〜。
 
汚いとかはないです。
快適でした♪
 
ちなみにこのバスはサハラ砂漠の街、メルズーガ行きです。
私はその途中のワルザザードで降ります。
 
ワルザザードまでも5時間かかるけど、
メルズーガまでは一体何時間かかるのか・・・。・ω・涙
 
12時間くらいかかるんじゃないかって気がするけど、
ほとんどみんなメルズーガまで行くようでした。
タフだなぁ〜。
 
 
 
バスはその後アイト・ベン・ハドゥで停車し、カップルが一組降りた後、
13時ごろワルザザードに到着しました。
 
ワルザザードのバスステーションは、
広い専用スペースがあるわけではなく、営業所の前に停まる感じで、
10人くらい降りたらそのままメルズーガに向けて発車しました。
 
営業所のスタッフらしき人が「どこ行くの?」と観光案内してくれるようでしたが、
私はもう疲れてホテルに直行したかったので、
「リヤド アゾウレイ! タクシーで行く!」と言ったら、
「そこなら歩いて10分で行くよー!」と言われたけど、
道順も不安だったし疲れていたので、「タクシー!タクシー!」と騒いでいたら、
タクシーの運ちゃんらしき人が「タクシー乗るの?」と聞いてきたので、
ぼったくられないか心配でしたが「10DH、OK?」と聞いてオッケーとのことなので、
そのタクシーに乗ることにしました。
 
ほんと慣れないと、どの人が信用できるのかどうかわからなく、
疑心暗鬼で余計に疲れます。
(おそらくどの人も悪い人ではなかったんだろうと思う。)
 
案の定、タクシーであっと言う間にホテルに到着。
タクシーの運ちゃんが
「お部屋で少しシエスタしたら、観光案内するよー」と言ってきたけど、
本当に疲れていたし、アイト・ベン・ハドゥも
もう3回くらい見ているので断りました。
 
ホテルに入るとチェックイン時間より少し早かったけど、
お部屋に通してくれました。
可愛いインテリア♪女子にはうれしい♪


ホテルのインテリア
 

Bookig.comの口コミでもフレンドリーとあったけど、
本当に明るいきさくな感じのスタッフでした。
「明日からどうするのー?」とここでも観光案内してくれようとしたけど、
明日は終日ラグ屋さんと行動なので、それも断りました。
 
各部屋はワルザザード近郊の観光地の名前がついていて、
私のお部屋は「フィント」のお部屋。
フィントって初めて聞いたけど、奇岩に囲まれたオアシスらしい。
「あまり知られていないけど、良い所だよ!」とスタッフさんは言っていました。
 
時間があったら行ってみようかな?と思ったけど、そんな時間なかった。。
 
ちなみにフィントはこんな所です。↓

http://世界遺産ハンター.com/morocco/fint/

 

 

そしてまだ直らない時差ぼけとバス移動でぐったり疲れて、

外も強風だし(砂ぼこりがぐわーっと舞っていた)

その後はシエスタタイムになりました。(^ ^;)

 

結局午後はホテルの部屋でだらだらしてしまい、
気づけば19時近くになっていました。
 
日が長く、20時くらいまで明るいのと、
モロッコ人は日本に比べて時間が2時間くらいずれているので
(モロッコでは夕飯は21時くらいが普通です)、
ついつい私も遅くなってしまいます。
 
でもお腹がすいてきたし、日本時間で夕飯を食べたいので、
フロントに行って「ホテルの中で食事できる場所はあるんですか?」と聞いたら、
「ない。」と言うので、近くのレストランを教えてもらいました。
 
おすすめの場所はホテルから10分くらい歩くそうで、
日が暮れちゃうとちょっと怖いので、急いで出かけました。
途中すれ違う人にちらちら見られて
(異国の人だな〜くらいの感じで見てるんでしょうが)、
変な人が寄ってきたらやだなぁと思わず早足になりました。
 
今思えばワルザザードはのんびりした街なので、
悪い人はそんなにいないと思いますが。
 
10分くらい歩くと数件レストランがあり、
その中の一つに入りました。
 
(モロッコの)ディナータイムにはまだ早い時間なので、
お客さんは誰もいなく貸切状態。
(途中からイギリス人らしい団体が来ましたが)
 
壁にはハリウッドスターの写真がいっぱい飾られていました。


レストラン店内
 

ワルザザードは映画の街でもあり、
ハリウッド映画の大きな撮影所があります。
そこで荒野のシーンや他の惑星のシーンなどが撮られるようです。
 
なので、なにげにワルザザードは、
ばったりハリウッドスターに会ってしまう確率が、
もしかしたら本場ハリウッドより高いのです。
 
このレストランにも何人かスターが来たかもしれないねぇ。
 
そして私はオーソドックスにチキンタジンを注文。
美味しかった♪
 
 
チキンタジン
 
 
そしてさっさと食べて、
薄暗くなってきたホテルまでの道を慌てて帰ったのでした。
 

 

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