【モロッコ旅行記 Season4 】8日目 <マラケシュ>

【モロッコ旅行記 Season4 】8日目 <マラケシュ>
 
  
※この記事は2018年4月に
モロッコに行った時の記録をリライトしたものです。
 
 
次の朝、日本に送る荷物をえっちらおっちら抱えて
ドゥカラ門のタクシー乗り場へ。
 
この日は朝からどんより天気・・・。
雨降りそうだなぁ。。
 
空車のタクシーがいなかったので、
タクシー乗り場のおっちゃんに待つように言われ、しばし待つ。
 
タクシーが来ておっちゃんが荷物を車に運んでくれる。
こういう時は快くチップを払うようにしている。
 
新市街のポストはタクシーだったらほんの2、3分の距離。
この距離だとタクシー料金は本当はもっと安いのかもしれないけど、
私は交渉とかがめんどくさいので「20DH(250円くらい)OK?」と
こちらから聞いてその値段で行ってもらう。
 
そうするとドライバーさんはだいたい親切にしてくれる。
 
少しの金額の差なのにやっきになって交渉して
「正規の値段で行ってくれなかった!ぼられた!」と後でムカムカするより、
少し支払いが多くなっても、気持ち良くいれる方が私はいい。
 
新市街のポストは二ヶ所あるのだが、
荷物の発送用のポストは通りに面した小さめのオフィス。
みなさんポストで荷物送る時はこっちに行くようにしてくださいね。
 
ドライバーさんも「荷物送るのはこっちのポストだから!」と、
通り沿いのポストの前で降ろしてくれた。
ダンボールも降ろしてくれて親切♪


マラケシュのポスト
 
 
 
マラケシュ新市街の発送用のポスト。
一見郵便局なのかわかりづらいし、
こじんまりしたオフィスなので見逃しそう。
 
昼過ぎになると混みそうだったので(無駄に人が多いと聞いている)、
朝10時くらいに行ったらそんなに混んでいませんでした。
 
荷物を梱包してくれるおじさんがいるのですが、
私は自分で梱包したへなちょこ段ボールでは
日本までの道のりで絶対壊れると思ったので、
50DHの手間賃を払っておじさんに梱包し直してもらう。
 
段ボールはプリント面を表にしてはいけないようで、
解体して裏返してまた箱にする。
手慣れた手つきでテキパキ箱を作るおじさん。
 
ガムテープもしっかり張ってくれて
これなら日本までも無事に届いてくれそう。
 
おじさんは「インターナショナル?」と聞くので「Yes」と言うと、
海外発送用の伝票を持ってきてくれて、
どこに何を書けばいいのか教えてくれます。
 
梱包済みの荷物は受付のはかりの上に運んでくれました。
 
ひととおり記入し、「その列で受付だから」と言われた列で待つ。
前の人、時間かかってる。
途中からその前に受け付けた人が何か聞きに入ってきたり・・。
何事も時間がかかりますなぁ。。
 
やっと自分の番で、重さを測って料金を出してくれる。
7キロくらいで送料1万円くらい。
安くないねぇ・・。
 
前は船便もあったそうなのだが、今はなくなってしまったらしい。
時間かかっても良いものは船便にしたいなぁ。
復活しないかなぁ。

 
 
マラケシュの街
 
 

無事に発送を終えて、また今日もこまごましたものを買い付けです。
 
空がどんより・・今にも雨が降り出しそう。
モロッコに来てまで雨の心配したくないよ〜。
 
ポストから目当てのエル・バディ宮殿の辺りまでは
歩くと30分くらいかかるので、
またしてもタクシーをつかまえる。
 
手を上げて止まってくれたタクシーはすでに先客がいたけど、
方向が同じなら乗せてくれる。躊躇せずに乗る。
このシステムも慣れてしまえば合理的だな〜と。
日本のタクシーもこのシステム導入してもっと料金下げてくれればいいのに。
 
途中マラケシュのシンボル、クトゥビアの塔の前を通る。
この塔のある風景は好き。(天気が良ければなぁ・・)
 
目的地に着いて、お目当てのお店に行って買い物をしていたら、
お金が足りないことに気がついた。
「近くに銀行はある?」と店員さんに聞いたら場所を教えてくれて、
銀行に行ったけど、両替は窓口しかなくて、3人くらい待っていたので、
仕方なく私も座って待っていた。
 
何をしているのか、ここでも時間がかかっている。
 
一人進んだ所で、待っていた人たちが「先にどうぞ」と言ってくれた。
「いやいや、いいですよ!」と言ったけど、
自分たちは時間かかるからいいよいいよと、先に順番を譲ってくれた。
こういう所はモロッコの良いところだよね。
 
そして両替をして出ようと思ったら、またどどーっと雨が降ってきた!
ひえ〜、こんな中での買い付けは厄介だわ〜。
 
お店に戻ると、この辺りは観光バスが止まる所で、
降りてきた観光客が突然の雨に行き場をなくして
ひさしの屋根の下にひしめきあっている。
 
もみくちゃになってお店に入るとそこにも観光客がいっぱい。
 
なんとか買い物を済ませて、スークに行ったけど、
ここも屋根はあるけど日よけ用の屋根なので、雨はだだ漏れの場所も多く、
傘をさすにも狭く、足元はどろどろの水たまりでカオス状態になっていた。
 
買わなきゃいけないものだけはだだーっと買って、
あとは早めのランチにしてカフェに避難した。
 
ふぅー。
雨はやっぱり嫌だなぁ。。
 
 
 
カフェでランチをした後、外に出るとまだ雨が降っていたので、
宿に戻ることにした。
 
帰り道も路地はどろどろで、
パンツの裾やスニーカーもどろどろになってテンションだだ下がり・・・。
 
しばらく部屋で休んでいると、
雨が止み、ちょっと写真を撮りに外に出てみた。
 
宿の近所は住宅街?になっているけど、
気がつかないだけで小さなお宿がいっぱいありそう。
看板とか出てないからお宿でもわからないんだよね。


マラケシュの路地
 

路地は人は少ないけど、時々おうちから人が出てきたりします。
ここに普通に住んでるんだな〜と思う。
 
同じようなおうちが立ち並んでいますが、
ドアが個性的で可愛くて、ついつい撮ってしまいます。

 
 
モロッコドア
 
 
ドアの上のひさし?部分の模様も可愛いね〜。
 
22番の文字がちょっとズレてるのも味がある。(笑)
 
どこまでもドアを探して歩いてしまいそうだけど、ここは迷路の街。
あまり奥まで行ってしまうと戻るのが困難になってしまうので要注意。
 
 

 

この日の夜は、お宿のひかるさんに、
「日本食のレストランに行きましょう〜」とお誘いを受けていました。
 
「モロッコで日本食!!」なんて嬉しい!!
 
モロッコに来始めた頃は、モロッコ料理が珍しくていっぱい食べたけど、
この頃はモロッコ料理は数日で飽きてしまいます・・・。
 
日本食が食べられるのはかなり嬉しい。
 
レストランは新市街にある「KATSURA」というお店。
タイ人のシェフがやっているとのこと。
 
メニューには岐阜や秋田、鳥取の名前がついています。
なぜかその中にMYUKIがありますが・・。
 
お寿司や焼き鳥、焼きそばなどがありました。


メニュー表

 

お客さんも結構入ってましたねー。

日本食はモロッコでも人気なのかな?
(モロッコ人にというよりは、モロッコに来ている観光客に人気という感じでしたが。)



モロッコの日本食


海外っぽいお寿司です。
 
お刺身もあったり。
 
日本のお刺身と比べてしまうと「ん?」という感じですが、
日本食に飢えた状態では美味しく感じます。
何と言ってもお醤油の味が日本人の体にはしみます。
 
ひかるさんの娘のあみらちゃんは焼きそばがお気に入り。
 
ひかるさん、この時はお腹大きかったんだね〜。
今は元気なオトート(弟)が出てきました〜。
 

お寿司を堪能した後は、デザート♪
少し歩いた所にあるアイス屋さんに行きました。
 
ひかるさんとあみらちゃんはこのアイス屋さんの常連さんのようで。
あみらちゃんはアイスが大好きなのですが、
ひかるさんもアイスが大好きとのこと。
親子だね〜。(笑)
 
おしゃれなアイス屋さんには、色とりどりのアイスが!!
インスタ映え間違いなし!!(^o^)


アイスたち
 


私は迷ったあげく、マンゴーとカフェオレ味の2種類のアイスをチョイス。

 
 
モロッコのアイス屋
 
 

あみらちゃん、お気に入りのフレーバーはだいたい決まっているそうですが、
アイスのケースに並ぶ様々なアイスに釘付けの様子。(^ ^)
 
ここのアイス屋さんは、おしゃれな店内でアイスも美味しかったです!
 
ひかるさん曰く、モロッコでは美味しくないアイス屋さんもあるのだとか。。
日本にいると「美味しくないアイスってどんなん?」と思いますが、
なめらかさだったりいろいろあるようです。
 
おいしくないアイスに遭遇することがほとんどない日本って、
やはり豊かで恵まれているんだろうなと思いました。
 
 
 
 
お寿司とアイスで満足した3人は、とことこ歩いてお宿に戻ります。
 
一人の事が多いので、夜はあまり外に出ないのだけど、
誰か一緒だと夜でも安心して歩けます。


マラケシュ夜景
 

新市街の大通りは車もいっぱい走っていて街灯も明るいけど、
「ショートカットしましょう!」とひかるさんが入った道は、
オレンジ色の薄暗い街灯の人気のない道。
 
「わ、ちょっと怖い・・。」と思ったけど、
慣れてる人からしたら普通に通る道みたい。
 
二度目のモロッコの時に、マラケシュ駅からお宿に向かうタクシーが、
自分が思っていた方向と違う方向に走って
(後からそれは渋滞回避のためとわかるのだが)、
それがめっちゃ暗い怖い感じの道でパニクって車内で叫んだのですが(恥)、
あぁ、あの時この道を通ったのかもしれないと思った。
 
道路に飛び出ないようにあみらちゃんの手を引いて歩く。
 
日本から地球の裏側くらい離れた場所で生活する親子。
 
そんな場所にお嫁に来て、
子供を産んで生きていく覚悟ってすごいなと、
改めてひかるさんの逞しさをリスペクトしたり。
 
高い高いメディナとの境の壁沿いを歩いて、
見慣れたドゥカラ門のところに出ました。
 
ドゥカラ門の前になぜか何も繋がれていないロバが一匹立っていました。
周りに誰もいなかったけど、どっかからはぐれたのかな?
 
ロバは大人しいからいいけどね。
日本ではまずない光景だね。
 
明日はエッサウィラに行く予定。
早くの出発で、また朝ごはんが準備できないので、
夜のうちにひかるさんにおにぎり作ってもらった。
 
モロッコでのおにぎり、ほんとに嬉しい♪おにぎりねこ
 
 

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