6月18日(水)洗足池店舗は
16時閉店となります。

モロッコ旅行記Season2<6日目>「タルーダント・アガディール・シシャワ」

モロッコ旅行記Season2<6日目>「タルーダント・アガディール・シシャワ」



六日目 「タルーダント・アガディール・シシャワ」~モロッコツアー「裏街道(?)」~

モロッコのビーチ(アガディール)


昨日はタルーダントの街をほとんど見れないまま終わったので、
今日の午前中はハッサンとタルーダント専門のガイドとともに
タルーダントのスークでお買い物をすることに。




タルーダントは高い城壁と馬車が印象的でした。
クラシックな雰囲気。




ハッサンとガイドさんに案内されスークでお買い物。

タルーダントは「スモールマラケシュ」とも言われているそうで、
マラケシュほどではないけれど、スークも充実しています。

それにしても我ながらこんな所までやってくる日本人はかなりマニアックだと思う。。。
マラケシュを起点に東側、フェズやシャウエン、
砂漠を回るツアーが王道な表ツアールートとするなら、

こちら西側は完全に裏ツアールート。
それはそれで私は面白いけど、王道ルートに比べると華やかさには欠けるかもね。。




掘り出し物が見つかりそうな雑貨屋さん。




可愛いかごがいっぱい!!
あれもこれも欲しくなってしまう。




タルーダントはメタル細工も有名だそうです。

マラケシュみたいないわゆる華やかなモロッコ雑貨のお店もあれば、
ごくごく普通の日用雑貨や絨毯
(日本の昔ながらの家具屋さんにあるような普通の絨毯)を、

売っているお店もありました。

ここでも少し買い物をした後、今度は海沿いの街アガディールを目指します。
今日も移動が激しい!!

またまた淡々とした道が続きますが、
ある場所でハッサンが「アルガンツリー!」と指差すので外を見ると、

出ました!!ヤギ・オン・ザ・ツリー!!




ヤギが群がっている!!

マラケシュからエッサウィラに行く途中にあるのが有名で、
今回はそのルートは行かないので見れないと思っていましたが、ここでも見れるんですね~。
何気に管理している人がいて写真撮るのにチップ要求されましたが。。

このヤギたちは何故木に登るのかというと、アルガンの実を食べるために登っています。
しかし奇妙な光景ですね~。




「うメェ~」とは言ってません。(笑)

子ヤギも抱っこさせてもらって、満足し、一路アガディールへ。

アガディールはモロッコでも有数の海辺のリゾート地。
街に近づくと、だんだんと都会的なリゾートっぽい町並みになってきました。

海沿いの街というとエッサウィラが有名で、
青と白で統一された美しい街並みは、みんながおすすめするけど、

今回はスケジュール的にエッサウィラには行けませんでした。また次回リベンジしよう!!

でも、アガディールもめったに来れる場所じゃないからこれはこれで貴重な経験。

それに、まともに大西洋を見るのは初めて。(前回の旅でラバトでちょこっと見たけど。)

ハッサンが「少し歩いて来ていいよ。」と言うので、海岸をぶらぶら歩いてみました。




ここも日本人女性が一人でいるのは珍しいけど、
誰もじろじろ見る事もなく歩きやすい。


海の向こうはアメリカ大陸。しかもニューヨークとかのある東側。
千葉の海から見てもずっと向こうはアメリカ大陸だけど、それは西側。

なんだか地球をぐるっと反対側まで来たのだなーと、
海を眺めながらしみじみ思いました。




地球の反対側に立つ。ロマンだ!!

モロッコに来ると、時々山肌にアラビア文字が書かれいるのを見かけますが、
これは「God、King、Country」と書かれています。
モロッコの人々に神様と王様と国を意識させるよう書かれているそうです。
アガディールの海岸でもそれが見られました。




こうやって意識を促す事で、
モロッコの人は神様も王様も国もちゃんとリスペクトしている。


しばらく歩いてハッサンが待っているカフェに戻り、
ノスノス(カフェオレ)を飲みながら前を行く人々を眺める。
ゆったりと、お金持ちそうな人たちが歩いています。




モロッコのノスノス。層になっているのが可愛い。

そんなアガディールも後にし、ここからハイウェイでマラケシュまで一気に帰ります。

ハイウェイも単調な景色の連続。雄大には変わりないけど。
途中のドライブインでお昼休憩していた時に(この日はまた一緒に食べた。)、
ハッサンにCDをもらいました。
「ギフト!」と言っていたので、プレゼントしてくれたみたい。

マラケシュに向かう道の途中には、シシャワというこれまた絨毯の産地があります。
もう絨毯を買う気はなかったけど、見るだけ見たいなぁと思い、
ハッサンにシシャワに寄ってもらうことに。




シシャワ。
ほんとに地元の人しかいなさそうな町です。




馬の様なロバの様な。両者かけ合わせたラバってやつかな?

シシャワもこじんまりした街でした。
トイレに行きたかった私は「トワレッ!」と言ったけど、
まともなトイレのある場所があまりなさそうで、

仕方なく近くのカフェ(そんなおしゃれなカフェではありません)のトイレを借りる事に。

お店の男の子が案内してくれたけど、なんだか申し訳なさそうな顔をしていて、
どうもトイレの電気がつかないっぽく、トイレの中は真っ暗!しかもアラブ式。
(アラブ式のトイレがわからない人はどこかで検索して調べてみて下さい。
四角い和式トイレのようにしゃがむタイプで足置き場があります。)

アラブ式でもちゃんと掃除もなされているので、
とりあえず「大丈夫」と男の子に告げて入ったものの、真っ暗で何も見えない。
慎重に足探り(?)で足を置く所に着地し、事無きを得ました。

それから絨毯のお店を探したのですが、ハッサンが地元の人に聞いてみた所、
絨毯は毎週水曜日にマーケットがあって、そこで売買されるらしく、
「今日は水曜日じゃないからマーケットはないよ。」と言われてしまった。。

絨毯の産地でもお店ないのか…。今回はほんとに思っていたのと違う結果になってしまった。。
まぁでも、「そういう事がわかった。」ということを得た旅でした。
それも自分の糧になる事でしょう。

これ以上は仕方ないので、一気にマラケシュまで戻る事にしました。
マラケシュのDar Mirai に再び戻り、部屋でくつろいでいると、
しばらくして妹も砂漠ツアーから戻って来ました。
砂漠ツアーは楽しかったようで、でもやはり言葉の壁があり
「みんないい人だったけど、あまり話せなくて気を使わせてしまった。。」と、言っていました。
お互い語学はもっと精進しなければ。。。

この日の夕食は宿のひかるさんが手料理を作ってくれる事になっていました。
「モロッコ料理も飽きたころでしょうから、日本食を作りますね。」とありがたい言葉!!
(モロッコ料理もいいけど、毎日タジンなのでやはり後半は飽きがきてしまう。)

そして私たちのために鶏雑炊を作ってくれました。

お出汁の効いた雑炊は、疲れた体にしみました。

 

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