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モロッコ旅行記Season1

モロッコ旅行記1 ラバト



モロッコの旅1 「ラバト」 ~「日出づる国」から「日の沈む国」へ~



ラバト/ムハンマド5世霊廟


3月いっぱいで派遣の仕事が満了となり、お金も少し溜まったことだし、
暇もできそうなので、久々に海外旅行に行こうと思い立った。
海外はなんと8年ぶりである。

各旅行会社のHPを見つつ、どこに行こうか考えた所、行き先はモロッコに決めた。
なぜモロッコだったかと言うと、昔松田聖子の曲で「マラケッシュ」という曲があり、
それを聴いていつか行ってみたいとずっと前から思っていたのと、
周りでモロッコに行った人がいないこと、
サハラ砂漠への憧れ、テレビで見た青い迷宮都市「シャウエン」にも行ってみたかったなど、
それらを総合し、年齢的にもこれ以上年をとってからでは、
体力的にキツいだろうということもあって、今行く決心をした。

とはいえ場所はアフリカ、イスラム教の国、未知の世界だけに不安はつのる。
お金は多少かかってしまったが、
全送迎付きの専用車とドライバー兼現地係員(英語)付きのツアーにした。

モロッコがどこにあるか知らない人も結構いるのだが、
モロッコはアフリカ大陸の北西の端、「マグレブ」(=日の沈む国)とも言われ、
西部は大西洋、北部は地中海に面していてスペインの対岸に位置し、
一番近い所ではスペインから十数キロくらいしか離れていない。
ゆえにモロッコ北部はアラブっぽい雰囲気に加え、ヨーロッパ的な雰囲気もある。
それに対してアトラス山脈を挟んだ反対側の南モロッコはアフリカ的な雰囲気が濃くなる。
人種もいろいろな血が混ざっているようでいろんな顔立ちの人がいるので、
一言で「モロッコ人はこういう感じの人」とは形容しがたい


成田を発って20時間あまり、ようやくカサブランカのムハンマド5世空港に着く。
ターミナル2の出口で現地係員と待ち合わせとなっていたのだが、それらしき人が見当たらない。

ふと見渡すと、日本人らしき女性が一人、同じように立っていたので、
声をかけるとやはりガイドが見つからなくて戸惑っていた。
「人の事言えないけど、よく一人で来ましたねー」と私が言うと、
「一生に一度の旅だと思って、思いきって来ちゃいました。(笑)」とのこと。
「私も同じ同じー」となんとなくほっとしたものの、相変わらずガイドは来ない。
彼女も同じくガイドが来なかったので、
おそらくどちらのガイドも別のどこかにいるのだと推測できたが、
勝手に動いていいものかわからないし、どこにいるかもわからないので「どうしましょうか?」と、
二人で途方に暮れていた。

しばらくすると、空港スタッフがやってきて、「ターミナル1の出口でガイドが待ってるよ!」
と教えてくれたので、そちらに向かう。

私の日程表にも彼女のプリントにもターミナル2の出口で待ち合わせと書いてあるのだが…。
ターミナル1の方に行くとようやく私の名前を持ったガイドを発見。

今回お世話になるアハメッドさん。
これが彼との出会い。

一緒に待っていた彼女のガイドも近くにいるとのことで、ここで彼女とはお別れ。

現地係員とは旅行中ずっと行動を共にする事になるので、どんな人が来るか心配だったが、
アハメッドさんは陽気でいい人そうでちょっとほっとする。
西洋人よりのアラブ人という感じの顔立ちで、年齢は私と同じくらいかな?

のどが乾いていたので「I want to buy water」と言うと空港のは高いからと、
空港近くの道路沿いの小さなお店でミネラルウォーターのペットボトルをおごってもらう。
店員さんは皆まだ12~16歳くらいの少年に見えた。
「アッサラームアレイコム!」(=こんにちは)と、少年達にアラブ語で挨拶してみた。
なんとなく通じたみたい。(^ ^;)

道路上でしょっちゅうポリスが立っている。
政府の要人が来るとかで警備が強化されているらしい。
アハメッドさんは毎回警官に向かって「シュクラン!」(=アラブ語で「ありがとう」)と、
敬礼をする。(「ごくろうさま!」みたいな感じかな?)
にこにこしながら挨拶してるので、最初は知り合いなのかと思ってたけど、
旅の間ずっとやってたからそういうものなのかも。

黄色のワゴン車で今日の宿泊先のフェズの街まで向かう。
また3時間くらい車に乗らなければいけない。
いったいベッドで寝られるのはいつになるのか…。

モロッコは砂漠もあるし、乾いたイメージだったが、フェズまでの道の景観は、
緑があふれ、赤、白、黄色、ピンク、紫、青、色とりどりの花が咲き乱れ、とても爽快。
春のモロッコは一番いい時期と言われているらしいが、
暑くも寒くもなく確かにいい時期かもしれない。


↑ひたすら草原が続く。

アハメッドさんが「左を見てごらん」と言う。
海が見えた。
思わず「あー!!アトランティックオーシャン!?」と叫ぶと、
アハメッドさんはちょっとびっくりしたように「イエース」と言った。
「大西洋、初めて見た!私は太平洋しか見た事ないんだ!」と
言ったら、
アハメッドさんは「それじゃ、首都のラバトが近いから寄ろう」と提案。
そこからもアトランティックオーシャンは見えるらしい。

ラバトは首都ではあるが、それほど大きくない街。
ミナレットというイスラム圏でよく見られる高い塔のある広場みたいな所に来た。
巨大なミナレットの向こうに大西洋が見える。


↑落ち着いた雰囲気の広場

ここで何枚か写真を撮って、フェズに向かった。

フェズに到着したのは夜7時くらい。
やっとベッドで眠れる…。
家のベッドを出て以降、30時間以上は経っていた。
フェズ観光は明後日になっており、明日はここから一番見たかったシャウエンに向かう。
フェズの街の喧騒を聞きながら、眠りに落ちた。





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