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ご迷惑をおかけしますが、なにとぞご了承下さいませ。

※ショップ掲載の商品写真は、ご覧になっているモニターによって実物とは色合いが異なる場合があります。
 

こうして私はモロッコラグの魅力にはまった




モロッコラグ「アフニフ」はこちらからご購入いただけます。


モロッコの絨毯には全く興味がありませんでした。

むしろ、モロッコの絨毯屋というものは、ガイドブックや口コミ、
ツーリスト達のブログの中では「強引な商法で売りつけられる」とか
「ツーリストは相場や絨毯の知識が薄いのをいいことに法外な値段でぼったくられる」
という情報ばかりを目にしたおかげで、「絨毯屋=要警戒」
という図式が私の中にできあがっていました。

モロッコ旅行をした際も、絨毯は重くて持ち帰るのも大変だし、
あの鮮やかなエスニック柄はうちには合わないし、
だいたいいったいいくらするのかわからないので、
絨毯に関してはスルーを決め込んでいました。

しかし、モロッコでのツアーは絨毯屋を避ける事はできないのか、
ガイドに絨毯屋に連れて行かれたのでした。

始めは絨毯屋だとは思わず、おもてなしのミントティーを
のんきに飲んだりしていたのですが、
飲んでいる間にそこの主人は次々と絨毯を私に披露し、
「安くしておくよ!」と言うのを聞いて「あぁ、やられた!」と思ったのでした。

絨毯を買う気は全くなかった私は、思い切拒絶体制に入り、
「No! Thank you!!」と不機嫌全開に対応しました。

店の主人も「やれやれ」という感じで諦めましたが、
私はその後、ガイドにお説教をされることに。。

「あなたは高い絨毯を売りつけられると思って、『No! No!』って怖がっていたけど、
あの店は良質なカーペットを安く買えるお店だったんだよ」と
ガイドもちょっと不機嫌そう。

「そんなこと言っても、そもそも私カーペット欲しくないし!」
と思ったのですが、ガイドとは英語でしかコミュニケーションがとれなかったため、
私の低レベルな英語ではどう伝えていいかわからず、その場はやりすごしました。

その後はお互い穏やかに旅をしていたのですが、
その日の夕方、なんとまた別の絨毯屋に案内されたのでした。

「ちょっと待ってくれ…」と思いつつ、昼間の出来事もあったので、
今回はとりあえずお店のご主人のデモンストレーションを見るも、
心は「どう断ろうか…」、そんなことばかり考えていました。

そして店主は「このガイドは友達だから、
特別あなたには安くしておくよ!」と、
どこまで本当かわからない売り文句を言ってくるのでした。

そしてまた色とりどりのカーペットを床に広げ始めます。

「まいったなぁ…」と、敷き詰められたカーペットを見つめていると、
「あれ?」と一枚のカーペットに目がいきました。

鮮やかな派手な模様のカーペットが多い中で、一枚だけ、
グレーのシンプルな単色に、ぽつぽつと可愛らしいモチーフが施された
モロッコにしては地味めな一枚。

「あれ?ちょっと可愛い?」と思って手に取ってみましたが、
やはりうちのインテリアのコーディネートと色が合わないので、
「やっぱ違うな」と戻すと店主が止めどなくカーペットを出してくるので、
仕方なく「こういうのでブルーかグリーンはあるか?」と
先ほどのグレーのカーペットを指差すと、ブルーはないが、
グリーンはあると奥からグリーンの一枚を持って来ました。

「あぁ、これ可愛いな。」と真っ先に思いましたが、
今日一日ぐいぐいと売りこまれてちょっと意地になっていたのと、
いろんなカーペットを見て頭が混乱していたので、
一晩考えさせてくれと、その日は何も買わずに店を出ました。

お店からホテルまで行く間、ガイドには言い訳も含め
買わない理由を言っておこうと思い、
「申し訳ないけどうちはカーペットは必要ないんだ」と言うと、
ガイドは「うーん」という感じで、
「このカーペットはベルベルの女性が1〜3ヶ月もかけて作るものなんだよ。
僕は良くないものを売ろうとする人からはあなたをプロテクトする。
でも、このカーペットはとても良い物だし、
あなたがカーペットを買う事でカーペットを作った村の女性にもお金が入って、
その子供達も潤う、そしてあなたは素敵なカーペットを手にすることができて、
日本に帰ってからも良い思い出になる。
僕は両方にとっていいと思ったんだ。」と言い
私は「その言葉をどこまで鵜呑みにしていいのかな…」と思いながら、
その晩は別れました。

ホテルにチェックインすると、可愛いインテリアの部屋でした。
よく見るといろいろなカーペットが床や壁に素敵にレイアウトされています。




「あぁ、こういう風に飾るのか…」とあのグリーンのカーペットを思い出しました。

次の日の朝、私は再び絨毯屋に行き、
冷静な目で例のグリーンのカーペットを見てみました。
そしてやはり「可愛いな」と思ったので、買う事に決めました。

店主は奥に向かって「ファティマ!ファティマ!」と誰かを呼ぶと、
一人の女性が出て来てカーペットを梱包してくれました。
彼女は英語が話せないので何を言っているのかはわかりませんでしたが、
とても嬉しそうな顔で私に話しかけてきます。

その女性がそのカーペットを作ったのかどうかはわかりませんが、
私がカーペットを買う事はその女性にとってハッピーな出来事なのでしょう。

その女性の屈託のない笑顔を見て、
前日、ガイドが私に言った事が「こういうことか…」
と何だかわかった気がしました。

さて、買ったはいいものの、帰国するまでうちのどこに敷こうか悩んだ結果、
リビングの掃き出し窓の下に敷くことにしました。

それまではどことなく「買わされちゃった」感があったのですが、
カーペット一枚そこに敷いただけで、何だか部屋が可愛くなったのでした。

それまでの私は物はなるべくない方がいいという考えで、
ラグやカーペットもいらないと思っていました。
しかし、ラグ一枚でこんなに部屋の雰囲気が変わる事に驚きました。

「あぁ、そうか…」と、カーペットを見て、
ガイドや店主やファティマさんの顔を思い浮かべました。

そしてモロッコのラグの事を知れば知るほど、
私はモロッコの人に対して失礼な事を
してしまったかもしれないと思うと同時に、
この素晴らしさをもっと日本に広めたい、
そしてそれによりモロッコの人々の笑顔が増えたらいいなと思い、
このショップを立ち上げる決意をしました。

Meziyan Morocco では日本のインテリアにも馴染みやすい、
主張しすぎないデザインのカーペットをあえて選んでいます。

「素敵なカーペットを手にする事で、誰かも幸せになれる」

そんな素敵な繋がりのお手伝いをここで出来る事を、私も幸せに思います。

モロッコラグ「アフニフ」はこちらからご購入いただけます。



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